2023/08/15
面接でもよく聞かれることなのですがトレーナーとして勉強しておいた方がいいこと、必要なことは何ですかという質問をされることがあります。
これは私がいつも言っている知識や技術は当然必要ですがそれ以上に人として相手に対しての思いやりや相手に良いことをしたいという気持ちが一番大切です。
それは人間力であり、コミュニケーションの取り方であったりです。
最近はあまり聞かなくなったのですが面接で人と話すことが好きですという事を長所や自分の強みとして言う方がいたのですが、そういう人に限って自分から話をする、話題を振るというように会話をできる方がいません。
フィットネスクラブで支配人をしていた際も『会員様と話してきて』というと『何を話ていいかわからない』という人と話をするのが好きなのに会話が出来ないという完全に矛盾していることをいう人もいます(しかも結構多い)
先日、ReplanBodyに通っていただいているお客様ともお話していたのですが仕事をして活躍していける、稼げる、必要とされるのはコミュニケーションを取れないとやっていけない、しかし資格を取得してても知識や作業はできてもコミュニケーションをちゃんとできない人が多いと感じると言っていました。
この方は士業をしていて、その界隈ではかなり有名な方なので改めて勉強になりました。
コミュニケーションをとるためにはどうしたらいいのか、それは相手に対して興味を持つ、知りたい、話したい、好きにならなければいけません。
恐らくコミュニケーションを取れない、できないという人はそもそも相手に興味を持てていないだけなのです。
友人や恋人、自分が話しやすい人などはコミュニケーションを取れるのかもしれませんが仕事ではまず自分を好きになってもらわないといけません。
相手が話してくれるから話せるでは完全に相手次第で私からすれば業務怠慢以外の何物でもありません。
先ほどもお話した人と話すのが好きというのも人と話すのが好きなのではなく自分の話を聞いてくれる人話すのが好きなだけであって本当の意味で好きではありません。
むしろ自分の話を聞いてくれる人が嫌いという人の方が少ないでしょう。
自分が学んだ知識や技術もまずは相手に必要とされなければただの自己満足であり意味がありません。
社内でも適切にコミュニケーションをとって自分を必要と感じてもらえなければやりたいこともやれません。
いまはどんどんAIが発達してきて作業効率やスピードはどんどん速くなっています。
ここの土俵では人間は絶対にAIには勝つことが出来ません。
という事はこの人じゃなくていいと思われる人は仕事もなくなるし、やりたいこともできません。
しかし絶対に人が不必要になることはありません。
人でなければいけないことというのは沢山あります。
では人でなければいけないものはなんなのか、これをちゃんと考えて取り組んで、自己を磨いている人だけが生き残っていくと私は思います。
