2023/09/05
本を読む、セミナーを聞く、研修を受ける・・・どれも仕事で結果を出すためには必要な行動になります。
ただ仕事をこなしているだけではその仕事をうまくこなせるようにはなるかもしれませんが本を読んだり、セミナーを受講したりはスポーツで言うところの練習をするのと同じです。
スポーツを上手くなる、試合に勝つためには必ず練習をすると思います。
練習をしないで試合に勝とうとする、うまくなろうとする人はいないはずです。
という事を考えたら仕事しかしないで結果を出そうとしている人は練習をしないで試合だけしているようなものです。
これで結果が出ない、つらい、楽しくないとなるのは当たり前ではないでしょうか。
そして自分を成長させるためには反復をしていく必要があります。
スポーツをしていたことがある人はわかると思いますが上手くなるためには同じことを何度も繰り返します。
野球であれば素振り、キャッチボール、サッカーであればシュート、走るなど同じことを何度も何度も繰り返して形になるまで行います。
この練習にゴールはなく、ちゃんとできるようになっても忘れないために、崩れないために何度も行っていきます。
ではこれを仕事で置き換えるとどうでしょうか?
本を読んだ、セミナーを受講した、講演を聞いたなど一度読んだり、受けたり、聞いたりしたら同じものを読んだり、受けたり、聞いたりすることはなかなかしないのではないでしょうか??
これは読んだことがある、受講したことがある、聞いたことがあるという理由で同じものより新しい、初めてのものに意識が向いてしまう人がほとんどです。
しかし本を読んだり、研修を受講したり、講演で話を聞いたりというのは仕事で役立てて成果を出すためであって知的好奇心を高めるためではありません。
という事はスポーツの練習と同じで反復して本当に自分の身になるようにして、身になっても今度はそれを忘れないようにしていかなければいけません。
それを読んだことがあるとか聞いたことがある、それは知っていると言ってちゃんと聞かない、再読しないというようなことでは短期的には結果が出ても中長期的に結果を出し続けることはできません。
何度も読んだり、聞いたりすることで以前は気づけなかったことに気づけたり、年齢や経験を経てまた新しい気付きを得ることだってあります。
貪欲に成長し、結果を出し続ける人はいままで聞いたことがある話でも知っていることでもまた初めて聞いたかのように聞き、取り入れようとするのです。
人は一回聞いたり、見たりしただけではよほどの天才でない限りできません。
また人は忘れる生き物なので反復しなければ覚えられません。
知見を広げるためには様々な事柄に触れる方がいいですが原理原則、基礎は不変です。
不変となるものは何度も反復しましょう。