好きかどうかよりも得意か不得意か

好きなことを仕事にした方がいいとよく言われますが皆さんはどうでしょうか？

私は仕事は絶対に好きなことをした方がいいと思っています。

それは好きなこと、やりたいことだからこそ辛いことや大変なことも努力をして乗り越えていけるからです。

もし自分では好きだと思っていてもそこに努力したり大変さに向き合っていけないというようであればそれはそもそも好きなのではなく、興味がある程度のものなのでしょう。

スポーツで考えるとわかりやすいのですが好きなことでも結果が出なければ楽しくはありません。

そしてその結果を出す、出し続けるのはつらいと感じることの方が多く、大変なことばかりです。

前回もお話していた小さい積み重ねなので自分が成長している、より良くなっていっていると感じることはレベルが上がれば上がるほど実感できなくなってくるからです。

だからこそ好きでなければ努力をし続けるというのは難しいことではないかと私は思っています。

しかし好きだけで続けていく事も難しいことでもあります。

好きだけどもそもそも向いていない、上達が全然しないとなると周囲は待ってくれないのでチームに迷惑をかけてしまいます。

チームに迷惑をかけてしまうという事は自分は良くても人に貢献できていないのでそれは仕事ではなく趣味になってしまいます。

好きなこととやれることは違います。

好きでも結果が出なければ嫌になってしまう可能性があります。

なのでまずは好きかどうかよりも得意か不得意かを見極めて仕事を選びましょう。

例え好きではない、やりたくないことでも自分にとっては得意なことかもしれません。

逆に好きなことやりたいことでも自分にとっては苦手なことかもしれません。

早く結果も出せて、周囲に貢献もでき、評価を得られるのは前者です。

まずは結果が出やすい、評価を得られやすいことを先にやるべきです。

そして結果を出してチームにもお客様からも信用を得てから好きなことを鍛えていき、いずれ好きなことをできるようにしていけばいいのです。

まずは自分は何が得意で何なら他者に貢献できるのかを考えて仕事を選びましょう。